鎖骨下動脈狭窄症
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無症状のこともありますが、狭窄の程度や場所によって様々な症状が出現します。椎骨動脈が分岐する手前で狭窄すると、盗血症候群(脳に行くはずの血液が盗られる)が生じて、脳梗塞やめまい、失神発作が起こることがあります。また、上肢の疲労感やしびれ感、冷感が生じることがあります。椎骨動脈が分岐した後に狭窄が生じると、上肢の症状が中心となります。
治療の検討に必要な検査
1. CT/造影CT
2. MRI
3. 脳血管撮影
4. 脳血流検査(SPECT)
5. 心臓超音波検査
6. 呼吸機能検査
治療の目的
治療の方法
右(または左)大腿部からカテーテルを挿入し、狭窄部を風船やステントで拡張します。
起こりうる合併症
1. 血管の解離、急性閉塞
2. 過灌流症候群
3. 血栓性合併症
4. 穿刺部合併症
5. 放射線被爆