頭蓋内動脈狭窄症
頭蓋内動脈狭窄症について
頭蓋内動脈狭窄症の検査
当院では、以下の検査項目を行っています。
1) 脳血管撮影
2) 脳血流シンチグラフィ
3) 頭部CT、CTA
4) 頭部MRI、MRA
5) 高次脳機能検査
6) その他
頭蓋内動脈の治療
血行再建術について
これに対して、血管内手術による血行再建術は、血管内部から狭窄部を拡張する手術であり、開頭を必要としないこと、頭皮の血流を犠牲にしないことから、上記のような直達術特有の合併症のリスクを伴わず、病変の部位による影響も直達手術に比べて少なくなります。しかし、全身の動脈硬化などにより頭頚部血管の屈曲が高度な場合には、血管拡張に用いるカテーテルを狭窄部位まで誘導できない場合があります。また、血管内手術では、特にステント(後述)を使用した場合には強力な抗血栓療法を長期間継続する必要があり、将来の出血に対する不安が生じます。
きちんとした大規模臨床試験のデータはありませんが、脳梗塞予防効果としては、直達手術でも血管内手術でも同等の治療効果が期待できると言われています。
血行再建術を行わなかった場合にはどのような予後になるか
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血管内手術による血管形成術手術説明はこちらからご覧になれます。